『校長 あいさつ』
紋別市は、北海道のオホーツク海沿岸のほぼ中央に位置し、オホーツク海屈指の港まちです。ですが、農林業も、漁業とならぶ街の基幹産業として海に負けないほどの恵みをもたらしており、農業では酪農や畜産、畑作などが営まれてきています。 海の恵みと共にオホーツクの食料生産基地としての一面もある街でもあります。
本校は、広域なオホーツク地域の知的障がい教育の拠点校として昭和60 年4月に開校しました。今年度で 40 周年を迎えます。
「社会参加に向け、一人一人の児童生徒が豊かに生活する力を育てる」を学校教育目標とし、令和6年度は、小学部2名、中学部4名、高等部4名の新入生を迎え、26 名の児童生徒が学びます。
本校の特色は、少人数の良さと豊かな教育環境を生かし、一人一人にきめ細やかな教育を展開しています。また、地域の方々の教育活動へのご理解と協力により交流及び共同学習や校外での体験学習、滑り止めのペットボトルの砂詰め等、地域とともに子ども達の成長を育む学校です。
今年度も『「つながり」を重視した教育活動の推進』を進め、専門性に基づいた教育を推進する教職員が、自分から「やってみたい」「頑張ろう」とする子ども達の背中を支え、導きながら、保護者・地域から信頼され協働ができる学校となるよう努めてまいります。
これまでも、保護者の皆様、地域の皆様、関係諸機関の皆様方には、多大なるご理解とご支援、ご協力をいただいておりますが、今年度も、充実した教育の推進に向けてお力添えいただけますようよろしくお願いいたします。
なお、ホームページでは、適宜学校生活の様子を記事として載せておりますので、機会毎にご覧いただけると幸いです。
令和6年4月
北海道紋別養護学校 校長 髙 橋 好 則